❖ 教職員の生活と権利を守ります。
教職員の生活、権利が保障されてこそ、生き生きとした教育活動を行うことができます。東私教は、身分問題の解決は組合活動の原点と考え、闘います。
私学に勤務する教職員は、企業で働く人たちと同様に労働者です。経営者からの不当な行為に対して、労働者の身分と権利を守る法律が、「労働基準法」、「労働契約法」、「労働組合法」などの法律です。特に、経営者に対して一人で対抗するのはたいへん困難です。できれば、仲間とともに組合をつくり、対等な立場で経営者と交渉し、法的に正当な主張であることを経営者に認めさせることが必要です。
❖ ゆたかな私学教育を創造します。
体罰やいじめ、家庭内暴力、子供たちの心と身体を蝕む管理、差別、無理解…。日本の教育は今鋭く問われています。35人学級や学校5日制の実現、子どもの権利条約が学校の中で活かされるよう、教育環境づくりを始めとする「ゆたかな私学教育」の創造に向けて、私たちは取り組んでいきます。
❖ 子どもたちに、差別のない平和な世界、明るい未来を…。
経済大国の日本ですが、経済の格差は広がる一方です。競争があおられ、効率が優先され、こころのゆたかさが失われつつあります。また、民族、部落、性別、学歴などによる差別も根強く残り、ヘイトによる人権侵害はいまだになくなりません。東私教は明るい未来社会の創造に向けて活動します。